探偵ブログ・ストーカー事件を考える

警察庁によると平成26年におけるストーカー被害件数は22823件で過去最多に上り、摘発も2473件と過去最大であったと発表されました。

これほどの被害件数が発表されましたが摘発は1割強程度と思った以上に少なく、また警察に被害を訴えられない人も多くいるものと想定され、実際の被害者数はかなりの数になると思われます。

発表された内訳は女性の被害者が9割弱で内20代女性が約36%となっており、加害者も40代以上の男性が41%、30代が24%で中高年のストーカーが増加しているそうです。
またストーカーの内容もネット社会を反映するかのようにメールによる嫌がらせが最も多かったみたいです。
ストーカー規制法の改正により頻繁なメール送信からリベンジポルノなど写真のネット上の公開などもストーカーの対象になりました。

当探偵事務所でもストーカーによる相談も年々増加してきています。
ストーカーとなる加害者は元配偶者、元恋人、元浮気相手と被害者と深い関係にあった人から、上司や同僚などの仕事関係、ちょっとした知人から全
くの他人と様々です。
それでも被害者と深い関係にあった人が加害者になるケースが最も多いとの統計のようで、殺人や殺人未遂などの凶悪犯罪もこの加害者によるものが殆どです。

警察庁の発表にある様に脅迫、待ち伏せ、付きまとい、嫌がらせ、恫喝などのストーカー被害を訴える相談者は年々増加していますが各警察署でもその対応に追われているのが現実です。
結果、相談者の殆どの対応が疎かとまでは言わないまでも手が回らず、話を聞くだけで終わってしまったり、巡回警らの強化、加害者への電話連絡程度の対応で終わってしまっています。
確かに度重なる脅迫メールなどの証拠が残っているものに対しては対応も早いのですが付きまといや待ち伏せなどの行為は証言してもなかなか操作して貰えないのが
現実なのです。
それはそういった行為の証拠がないからとも言われています。
確かに真つぶせや付きまといなどの行為に対しと被害者が証拠を集めるのは困難です。
感じたこと、見たことを証言するしかないのです。
これでは警察もなかなか捜査してくれません。
そんな時こそ探偵事務所の出番なのです。
探偵がストーカーの動かぬ証拠を押さえます。
その結果や映像、写真などを警察に提出する事で素早く対応して貰えます。
確かに探偵は民間業者ですから料金はかかります。
しかし、多少の金額を掛けても身体や命の危険もせまるストーカーの実態を押さえる事はお金に換えられません。

中には被害妄想的なノイローゼに患っている人の訴えも警察には多いと聞きます。
言動が全くおかしな人から極一般人と同じに社会生活を送っているのにいろいろな人から付きまといをされて困っていると訴えてくる人もいます。
当探偵事務所にも年に2人か3人、この様な相談者が訪ねて来られます。
重度のノイローゼと判断した場合にはお断りさせて頂く事もありますが一応、調査はします。
そして現状、そのような事が無いと写真や映像を持って理解して頂き、安心されて帰宅する人もいる位です。

ストーカー行為はちょっとした興味から起こしてしまう人もいれば、恨みが募り更に大きな犯罪をも起こしてしまう可能性のある行為です。
ストーカーの被害を少しでも感じられましたら警察への相談は勿論の事、探偵事務所にも気軽にご相談下さい。
御依頼頂ければ犯罪の抑止力ばかりか大きな犯罪をくい止める事が出来るのです。

御自身や御身内にストーカーに対する不安を感じられていたら当探偵事務所にご相談、御依頼下さい。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)