探偵ブログ・ある浮気妻の実態①

いやいや、探偵家業をしていて浮気をしている妻が増えているのは、夫からの依頼による妻の浮気調査が増加していることを身を持って知っているのだが、ある妻の浮気の実態には驚かされてしまった。

 

 

まるで官能小説を読んでいるような現実とは思えない、なんで妻として、そして母親である妻としてこんな女性がいるのかと信じられない自由奔放な女性の一面を見てしまった。
いや、女性不信にもなりかねない。

 

 

この妻の夫から「友人から妻が昼間、別の男性と親しく歩いているのを目撃したとのことで行動に注意した方がいい」と言われたらしく、今まで無頓着であった夫が注意深く様子を伺うとどうもおかしい。
会社を休んで自分で調べようかと思っていたのだが忠告してくれた友人に相談すると「絶対にプロに任せた方が良い」とのアドバイス。

 
そしてその友人に紹介されて当探偵事務所の扉を叩いたのである。
実はその友人も以前、当探偵事務所に妻の浮気調査を依頼しており、きっちりと浮気の証拠を押さえ、既に離婚していたのである。

 

 

この妻は夫が休みの土、日曜日は1人で外出することなく、育児や家事に専念、よく気が利く妻であるという。
夫はIT企業の役員でそれなりの給料を貰い、都心の高層マンションを購入し家族と居住、どちらかというと裕福な環境にある。
1人の子供がおり、私立小学校の2年生。
夫が知っていた妻の平日は朝6時には起床、子供の弁当や朝食を作り、子供と食べて学校へ送る前に夫を起こし、子供に挨拶をさせ一緒に通学していく。
夫は役員ということもあり、だいたい10時頃に家を出て出社、IT企業ということから夜のでの仕事が多く、どちらかというと夜10時以降に帰宅することが多く、土日はなるべく子供と接するようにしており、妻子と一緒に過ごしているという。
子供を学校に送り届けた妻は帰宅して家事をしたり、その後、子供を迎えに行き、子供の習い事などに付き添ったり、買い物をして帰宅、夕飯の用意をしたりする毎日で今まで一度たりとも浮気を疑ってはいなかったという。

 

 

話を聞いた結果、平日の昼間の実態が不明であり、当然、朝から尾行するしかないのである。

 
とりあえず月曜日から金曜日までの5日間ということで調査を実施した初日の月曜日、子供を学校へ送った後にまっすぐ見知らぬマンションへ。
時間は9時15分。
オートロックではなかったので部屋を特定、表札は出ていなかったのであるがその後に配達された郵便物からフルネーム(男性名)を確認する。
すると午後1時過ぎに若い男性と出てきて近くのカフェへ。手を繋いだりして異様に仲が良い。
約1時間、食事をしてカフェより出てきて近くの駅で別れ、本人は再び、子供の小学校へ。
子供と合流して子供が習い事をしているピアノ教室へ。
夕方6時前には買い物をして自宅にもどったので8時まで調査をして動きがなかったので初日は終了した。

 

 

翌日の火曜日、やはり子供を学校に送った後、昨日の若い男性のマンションに行くかと思いきや、あるシティホテルへ。
2階の喫茶室で中年男性と合流、なんと既にそのホテルの部屋をとってあったようで2人して16階の客室へ腕を組んで入っていったのである。
この妻、主婦売春でもしているのか?と思えてしまう。
16階の部屋の前にはいられないので2階のフロント前と1階の玄関前にて張り込んで待っていると午後1時前に妻が1人で出てきたのである。
調査員1人が尾行、妻は自宅マンションに戻ったのである。
ホテルで待っている調査員は1時間後くらいに中年男性がフロントに来てチェックアウトをするのを確認、すると地下駐車場へ行き、駐車して
あった車に乗り、走り去ったのである。車を用意していなかった為に車種、ナンバーを控え、本人調査員に合流する為に自宅マンションに向かう。
中年男性がチェックアウトしているほぼ同じ時間に妻は着替えて自宅マンションより出、子供の小学校に向かい、子供のお迎えである。
子供と合流した妻はなんとバレー教室である。
子供も大変である。
バレー教室に行くと子供預け、近くの英会話教室に妻が入っていったのである。
妻も英会話を習っているのか。
しばらくして妻が出てくるとバレー教室へ。
子供とその子供の友達らしき母親の2組と共にファミリーレストランへ。

みんなで食事を済ませ夜7時半くらいには自宅に戻ったのである。
まだ調査開始して2日間であるが怪しき男性2人との接触が確認された。

 

 

どちらも浮気として断定するには今ひとつ証拠は弱いが手を繋いだり、腕を組んだりする状況からいずれの男性とはいずれも相応に親しいことは伺われる。

 

 

しかし、もし浮気であれば子供を学校へ送っていった後に「真昼の情事」である。
しかも2日間で2人の違うタイプの男性との交際が確認されている。

 

 

 

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