浮気の後始末と離婚の背景

浮気が発覚した家庭の有様は冷ややかで「それまで存在した愛情や思いやり」などは一切存在しない状況に変貌をとげる。お互いの「信用」が崩壊した家庭がたどる末路といえるだろう。浮気を軽はずみに楽しんでいる方には「思いもしない状況」が待ち受けている。

もし、浮気を後悔し反省しても「一度、無くした信用」を取り戻すには多くの時間と努力が必要となる。「男性の浮気・女性の浮気」性別に関係なく「家庭の修復」に必要な努力は想像を絶するといえる。

浮気を軽い色恋事と思っている人物は大きな勘違いをしているのである。

浮気で感じる楽しい時間は日常には無く「浮気を快楽」のように感じて麻痺してゆく。一度、味をしめた人間がとる行動は皆一緒でエスカレートしスリルジャンキーのように非日常に興奮を覚える。

結果的には後悔し反省する方が殆どだが中には「浮気が本気」に発展し家庭崩壊もかえりみない人物も・・・

懺悔して自分の過ちや「パートナーの心の傷」を癒す努力が必要に考え時間を費やす。浮気の後始末は長い道のりになることも珍しくなく「浮気が自己中心的」行動であったことにあらためて気づかされる。自分の欲求を満たし大切な人に迷惑をかけ裏切る行為が「軽い気持ちで浮気」の代償だとするならば天秤にかけるまでもなく「絶対にあってはならない」とキモに命じて婚姻してほしいものである。

離婚が増加する現代社会において忘れられがちな離婚理由がある。

どのような理由か申し上げると「婚姻時の生活環境との変化」である。わかりやすくお話すると結婚時点では「商社のエリート」であった御主人が、数年後に家庭を持ち子供が出来た時点では関連子会社に出向させられ年収も大幅減などが理解しやすい状況と思う。このような状況は御主人ひとりの力ではどうすることも出来ない理由であるが「離婚に至る原因」となっている。

生活環境の変化は大きなストレスと重圧を伴う。

当然ながらそれまでの「裕福な日常」が「切迫した日常」生活へと変化し「パートナーと結婚したポイント」が成立しない事になる。浮気に走る方は少ないまでも「新たな生活を考える」方は多いのである。

実に厳しい競争を繰り広げて仕事を行っている世の御主人には他人事ではないお話しと思う。

一般的には「人生は山あり谷あり」と考え「苦楽をともにする」がご夫婦のあり方だと思う。しかし、現代の夫婦関係ではこのような「割り切った考え方」が多く存在しており、不安定なご夫婦が多く存在していると言える。

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