
・浮気調査の依頼、最初のヒアリング
依頼者の情報提供
1.依頼者とパートナーの基本情報
氏名、年齢、職業、住所、連絡先: これらは調査の基礎となる情報です。特に、パートナーの勤務先やよく行く場所は重要です。
パートナーとの関係性: 結婚しているか、交際中か、別居中かなど、関係性の詳細を伝えます。
2.浮気の疑いがある理由
:行動の変化: パートナーの行動に変化があったかどうか。例えば、帰宅が遅くなった、急に外出が増えた、電話やメールを隠すようになったなど。
:具体的なエピソード: 不審なメッセージや目撃情報、パートナーの態度の変化など、具体的なエピソードを伝えます。
:証拠: 既に持っている証拠(メッセージのスクリーンショット、不審な物品など)があれば、それを提示します。
3.調査の目的
:事実確認: 浮気の事実を確認したいのか、それとも別の目的(離婚の際の証拠など)があるのか。
:調査結果の活用: 調査結果をどのように活用する予定か(例えば、離婚訴訟での証拠、パートナーとの話し合いの材料など)。
4.パートナーの日常的な行動パターン
:仕事のスケジュール: パートナーの勤務時間や休日、出張の有無など。
:趣味やよく行く場所: パートナーの趣味やよく行く場所(ジム、カフェ、バーなど)についての情報。
:最近の行動変化: 最近の行動に変化があったかどうか(新しい趣味を始めた、特定の場所に頻繁に行くようになったなど)
・探偵からの質問
1.パートナーの行動パターン
:日常のスケジュール: パートナーの日常的なスケジュール(起床時間、出勤時間、帰宅時間など)について詳しく聞きます。
:よく行く場所: パートナーがよく行く場所(職場、ジム、カフェ、友人宅など)についての情報を求めます。
:最近の変化: 最近の行動に変化があったかどうか(新しい友人や知人との接触、頻繁な外出など)について詳しく聞きます。
2.浮気の可能性がある相手
:の人物: 特定の人物が浮気相手として疑われているかどうか。その人物との関係性や接点について詳しく聞きます。
:不審な行動: パートナーが特定の人物と不審な行動をしているかどうか(頻繁に会っている、メッセージのやり取りが多いなど)。
3.調査の範囲と期間
:調査期間: どの程度の期間、調査を行うかについて相談します。短期間の調査か、長期間の調査かによって、調査方法が変わります。
:調査対象となる場所: 調査対象となる場所(自宅、職場、よく行く場所など)について詳しく聞きます。
4.予算と調査方法
:予算: 依頼者の予算に応じた調査方法を提案します。GPS調査、張り込み、SNS調査など、適切な手法を選択します。
:調査方法: 依頼者の希望や状況に応じて、最適な調査方法を提案します。例えば、GPS調査はパートナーの行動を追跡するのに有効ですが、張り込みは直接的な証拠を収集するのに適しています。
5.その他の重要な情報
:パートナーの性格: パートナーの性格や行動パターンについて詳しく聞きます。これにより、調査中のパートナーの反応を予測しやすくなります。
:過去のトラブル: 過去にパートナーとの間でトラブルがあったかどうか(浮気の前科、不信感を抱いた経験など)についても聞きます。
・証拠写真だけじゃない、決定的な証拠とは

1. GPSデータ
:行動範囲の特定: パートナーが特定の場所に頻繁に訪れているかどうかがわかります。例えば、不審な場所(ホテル、アパート、特定の人物の自宅など)に長時間滞在している場合、浮気の可能性が高まります。
:行動パターンの変化: パートナーの日常的な行動パターンに変化があったかどうかがわかります。例えば、通常とは異なる場所に頻繁に行くようになった場合、浮気の疑いが強まります。
2. SNSやメッセージの記録
:不審なメッセージ: パートナーと浮気相手との間で交わされた不審なメッセージ(デートの約束、ラブレター的な内容など)は、浮気の証拠として有効です。
:SNSのやり取り: SNSでのやり取り(写真の共有、コメントの交換など)も、浮気の証拠として利用できます。特に、パートナーが浮気相手との関係を隠そうとしている場合、SNSの記録が重要な手がかりとなります。
3. 目撃証言
:友人や知人の証言: パートナーと浮気相手が一緒にいるのを見たという友人や知人の証言は、信憑性が高い証拠となります。
:の場での目撃: レストランやカフェ、ホテルなど、公共の場でパートナーと浮気相手が一緒にいるのを見たという証言も有効です。
4. ホテルやレストランの利用記録
:ホテルの予約記録: パートナーが特定のホテルに予約を入れている場合、その記録は浮気の証拠として利用できます。
:レストランの領収書: パートナーと浮気相手が一緒に食事をしたという領収書も、重要な証拠となります。
5. 電話やメールの記録
:通話記録: パートナーと浮気相手との間で頻繁に電話がかけられている場合、その記録は浮気の証拠として有効です。
:メールのやり取り: パートナーと浮気相手との間で交わされたメールの内容も、浮気の証拠として利用できます。
6. 車の移動記録
:GPSによる移動記録: 車にGPSが搭載されている場合、その移動記録はパートナーの行動を追跡するための重要な証拠となります。
:駐車場の利用記録: パートナーが特定の駐車場を頻繁に利用している場合、その記録も浮気の証拠として利用できます。
7. 不審な物品
:プレゼントやアクセサリー: パートナーが浮気相手から受け取ったと思われるプレゼントやアクセサリーは、浮気の証拠として有効です。
:ホテルのキーカード: パートナーの所有物の中にホテルのキーカードが見つかった場合、その記録も重要な証拠となります。
8. 行動の矛盾
:言動の不一致: パートナーの言動に不一致が見られる場合(例えば、出張と言っていたのに実際は別の場所にいたなど)、その記録は浮気の証拠として有効です。
:スケジュールの矛盾: パートナーのスケジュールに矛盾が見られる場合(例えば、仕事があると言っていたのに実際は休みだったなど)、その記録も重要な証拠となります。
・ラブホの領収書が示す事実

1. 浮気の場所と日時の特定
ラブホテルの領収書には、利用日時や場所が明確に記載されています。これにより、調査対象者が特定の日時にラブホテルを利用したことが判明します。例えば、領収書に記載された日時が、配偶者やパートナーに「仕事で遅くなる」と伝えていた時間帯と一致する場合、浮気の疑いが強まります。また、ラブホテルの場所が自宅や職場から遠く離れた場所であれば、不自然な行動パターンとして浮かび上がります。
2. 利用回数の把握
領収書を複数回確認することで、調査対象者が同じラブホテルを繰り返し利用しているかどうかがわかります。頻繁に同じ場所を利用している場合、特定の人物との不倫関係が継続している可能性が高くなります。また、複数のラブホテルを利用している場合でも、領収書から利用パターンを分析することで、浮気相手との関係性を推測することができます。
3. 支払い方法の確認
領収書には支払い方法も記載されています。現金での支払いが多い場合、不倫相手との関係を隠すためにあえてクレジットカードを使わない可能性があります。一方、クレジットカードでの支払いが確認されれば、その利用履歴からさらに詳細な情報を引き出すことが可能です。例えば、カードの利用履歴から、ラブホテル以外の飲食店やショッピングの記録を追跡することで、浮気相手との行動範囲を特定することができます。
4. 利用時間帯の分析
ラブホテルの領収書には、チェックインとチェックアウトの時間が記載されている場合があります。これにより、調査対象者がラブホテルにどの程度の時間滞在していたかがわかります。短時間の利用であれば、単なる休憩目的の可能性もありますが、長時間の滞在であれば、浮気の可能性が高まります。また、深夜や早朝の利用は、不自然な行動として疑いが強まります。
5. 領収書の保管状況
調査対象者がラブホテルの領収書をどのように保管しているかも重要なポイントです。領収書をしっかりと保管している場合、浮気相手との関係を隠すために証拠を残さないようにしている可能性があります。逆に、領収書を不用意に捨てている場合、浮気に対する罪悪感が少ないか、または浮気を隠す意識が低いと推測されます。
6. 領収書の偽造や改ざんの可能性
探偵事務所が領収書を調査する際には、その真偽を確認することも重要です。浮気を隠すために、領収書を偽造したり、日時や金額を改ざんしたりするケースもあります。そのため、領収書の内容が他の証拠(例えば、GPSデータや写真、目撃情報など)と矛盾していないかを確認することが必要です。
7. 浮気相手の特定
ラブホテルの領収書だけでは浮気相手を直接特定することは難しいですが、領収書に記載された情報を基に、他の証拠と照合することで、浮気相手の特定につながることがあります。例えば、ラブホテルの利用日時と、調査対象者が特定の人物と会っていたことが確認できれば、その人物が浮気相手である可能性が高まります。
8. 法的な証拠としての有効性
ラブホテルの領収書は、法的な証拠としても有効です。離婚訴訟や慰謝料請求の際に、領収書を提出することで、浮気の事実を立証することができます。ただし、領収書だけでは完全な証拠とは言えないため、他の証拠と組み合わせて提出することが重要です。
・浮気現場の尾行テクニック

1. 尾行の基本原則
尾行
・距離を適切に保つ
近づきすぎるとターゲットに気づかれやすく、遠すぎると見失うリスクがあります。人混みの多い場所では距離を短めに、閑散とした場所では少し距離を取るなど、状況に応じて調整します。
・視線を合わせない
目が合うと不審に思われる可能性があるため、さりげなく視線をそらしながらターゲットの動きを確認します。
・周囲の風景に溶け込む
不自然に目立たないよう、服装や行動を周囲の環境に馴染ませます。例えば、ビジネス街ではスーツ姿、観光地ではカジュアルな服装などを選ぶことがポイントです。
・複数人で交代しながら追跡
一人での尾行はリスクが高いため、探偵事務所では通常、チームで交代しながら追跡を行います。交代することで、ターゲットに「同じ人がついてくる」という違和感を与えにくくなります。
2. 徒歩での尾行テクニック
・ターゲットの後方3~5メートルを維持
人通りが多い場合は少し距離を詰め、逆に人が少ない場合は適度に距離を広げて尾行します。
・ターゲットの動きに合わせて停止・再開を繰り返す
例えば、ターゲットがショーウィンドウを覗いたり、スマートフォンを操作したりする場合、同じように立ち止まって自然な動作で時間を調整します。
・交差点や曲がり角での注意
曲がり角では、ターゲットが急に立ち止まったり、後方を振り返ったりすることがあります。こうした動きを想定しながら、事前に立ち位置を調整することが重要です。
・エスカレーターや階段の使い方
エスカレーターでは1~2段下に位置する、階段では数段遅れて上るなど、ターゲットと距離を取りながらも視界から外れないようにします。
3. 車両を使った尾行テクニック
・適度な車間距離を維持
近づきすぎると警戒されるため、通常は2~3台分の車間距離を確保します。ただし、信号待ちなどで離れすぎないように調整が必要です。
・複数の車両で尾行を行う
一台のみで尾行するとターゲットに気づかれやすいため、チームで数台の車両を使いながら交代で追跡する方法が効果的です。
・ターゲットが駐車した場合の対応
駐車後にターゲットが降りたら、探偵も近くに車を停め、徒歩尾行に切り替えます。駐車位置を事前に把握することで、スムーズな切り替えが可能になります。
4. 公共交通機関での尾行
・乗車位置を工夫する
電車ではターゲットの斜め後方に位置し、バスでは少し後方の座席を選ぶなど、監視しやすい位置を確保します。
・ターゲットが降車するタイミングを見逃さない
降りる際に慌てると不審に思われるため、事前に次の停車駅を確認し、自然に降車できるよう準備します。
5. 浮気現場の証拠撮影
・カメラの種類と設定
小型カメラやスマートフォンを活用し、自然な動作で撮影します。光量が足りない場合はISO感度を調整するなど、状況に応じた設定を行います。
・撮影のタイミング
ホテルの出入りや親密なやり取りなど、浮気の決定的瞬間を逃さないように、常にカメラを準備しておきます。
・周囲の環境を利用する
撮影時は、物陰や建物の影などを活用し、目立たないように行うことがポイントです。
・調査結果の報告、依頼者のその後

調査結果の報告
1.調査期間中の行動記録
調査対象者の行動を時系列で記録し、どこで誰と会っていたか、どのような行動を取っていたかなどを詳細に報告します。GPSデータや写真、動画などの証拠も提示されることがあります。例えば、特定の場所に頻繁に出入りしていたり、不自然な時間帯に行動していたりする点が指摘されることがあります。
2.証拠資料
写真や動画、音声記録など、浮気の証拠となる資料が提供されます。これらの資料は、依頼者が事実を確認するための重要な根拠となります。例えば、ホテルやレストランでの密会の様子を撮影した写真や、不自然な会話を録音した音声データなどが含まれることがあります。
3.調査対象者の言動や態度
調査期間中に調査対象者が取った言動や態度についても報告されます。例えば、不自然な行動や嘘をついていた痕跡などが指摘されることがあります。調査対象者が浮気を隠すために取った行動(例:携帯電話のロックを強化する、不自然な言い訳をするなど)も詳細に記録されます。
4.調査員の所見
調査を行った探偵の所見や分析も報告に含まれます。調査員は、調査対象者の行動パターンや不審な点について、専門的な視点から解説します。例えば、特定の人物との関係性や、浮気の可能性が高いと判断される根拠などが説明されます。
・依頼者のその後
1.別離を決断する
浮気が事実であった場合、依頼者が別離を決断することもあります。特に、証拠が明確で、パートナーが謝罪や反省の姿勢を見せない場合、離婚や別れを選択するケースが多いです。この場合、探偵事務所が提供した証拠は、法的な手続き(離婚調停や裁判)においても重要な役割を果たします。例えば、慰謝料請求や財産分与の際に、浮気の証拠が有利に働くことがあります。
2.法的措置を取る
浮気が原因で精神的苦痛を受けた場合、慰謝料請求などの法的措置を取ることもあります。探偵事務所が収集した証拠は、法的な場面でも有効に活用されることがあります。例えば、裁判で浮気の事実を立証するために、写真や動画、音声記録などの証拠が提出されることがあります。
3.今後の生活設計を見直す
調査結果を基に、今後の生活設計を見直す依頼者もいます。例えば、経済的な自立を目指したり、新たな人間関係を築いたりするなど、新しい人生のステップを踏み出すケースもあります。特に、浮気が発覚したことで、これまでの生活を見直し、より充実した人生を送ることを目指す人も少なくありません。