Archive for the ‘探偵の仕事’ Category

探偵ブログ・別れさせ屋

9月 22nd, 2017

深夜のテレビ番組の「ナカイの窓」で9月20日、仮面を被り顔を隠した女性が出演しプロの仕事として別れさせ屋が登場していました。

 

しかも探偵事務所の業務の一環と述べて、その探偵事務所の内部までも撮影、同僚らしき探偵も数名写っていましたが現在、探偵業法では「別れさせ屋」なる業務は禁止されています。

 

いったいどこの探偵事務所が番組に出たのかは判りませんがよく「別れさせ屋」として番組に登場したのか甚だ疑問です。

 

 

違法行為とされているこの「別れさせ工作」をテレビで取り上げる事自体も問題ですがよく出演したとある意味感心していました。

 

 

公安委員会の方から指導や処分が来ないのでしょうか?

 

公安委員会より認可を受けた正式な探偵事務所が「別れさせ工作」をする処はないと思っていたのですが・・・・・・。

 

 

テレビ局もその辺の法律的な事を学んで番組出演を考えないと倫理委員会にでも問題になるのではないでしょうか?

 

 

あくまでも本物の探偵からの提言です。

 

 

 

 

 

探偵ブログ・高齢者からの調査依頼

9月 6th, 2017

2017年も8ヶ月過ぎて今年もあと4ヶ月を切ってしまいました。
今年は例年になく、高齢者介護施設に入室されている方3名から依頼が入り、それぞれの施設に赴きました。

いずれも民営の施設でそれなりのお金がないと入れない様な高級施設ばかりです。
ちょっとした高級ホテルのような感じで個室も通常のホテルのシングルルームよりはかなり広い印象です。
違いと言えばバスルームがないこと位でしょうか。

 

 

話を戻しますが3人の御依頼者の内、ひとりの高齢者男性からの依頼の話をしましょう。

 

 

Aさんは男性で74歳。
認知症はなく、下半身が不自由で人の手を借りなければ生活が出来ないためにこの施設に入居してきたらしい。
そんなAさんからの依頼はAさんが31歳の時に離婚、元妻との間には当時4歳、3歳、1歳の3人の女の子を授かっていたというのだがAさんの女性関係が原因で離婚、
全く音信が取らなかったという。
しかし、最近になり、気になったのか顧問弁護士を使い、所在までは突き止めたという。

 

娘3人とそれぞれの家族の写真撮影、現在の生活実態などを調査して欲しいとの依頼であった。
Aさんは元妻と離婚した後、再婚、離婚を繰り返し、現在は4番目の妻と再婚して約13年になるが元妻以外との間には子供はいない。
なんともテレビドラマにでも出てくるようなストーリーである。

 

 

調査した結果、3人の娘さんはそれぞれ47歳、46歳、44歳の年齢となっており、それぞれ伴侶にも恵まれ、家庭を持ち、子供も2人、2人、1人と授かっていた。
中にはもう既に成人している子供もいたのである。勿論彼にしてみれば血のつながりのある孫たちである。

 

家族全員の写真を撮影、配偶者の職業、勤務先など生活状況を精査して報告したのですが報告書を読み、添付した写真を見る目には涙がこぼれ落ちていたのです。
すると同席していた今の奥さんが涙を拭いてあげていたのです。
懺悔なのか判りませんがもしかすると遺産相続に関する事かもしれません。
Aさんの入居している高齢者施設からAさんはかなり資産家と思われましたが今の奥さんはどういった心境で涙を拭いてあげたのかは判りません。

 

 

Aさんの件は顧問弁護士が所在を既に突き止めていた事から安易に調査が終了しましたがこのように昔に不義理した人の所在を調べて欲しいなと高齢者からの調査依頼も多くなってきています。

 

 

尚、高齢者介護施設に入居している別の男性高齢者からの依頼は30歳以上年の離れた42歳になる妻(後妻だったそうです)の浮気調査でした。

可愛そうなことに浮気をしている事実が明白となり、証拠となる報告書を渡してから約3ヶ月。
あの夫婦はどうなったのかとたまに気になる秋の夜です。

 

 

 

 

探偵ブログ・週刊誌記者

8月 30th, 2017

ある女性タレントの不倫スクープにより「センテンススプリング」という別名を貰った週刊文春やそのライバルである週間新潮から各女性週刊誌、写真週刊誌の専属並びに契約記者。

 

 

探偵同様に1週間、2週間、長いときには1ヶ月や2ヶ月間という長期間、尾行や張り込みを続けてスクープをモノにしている。

その仕事の過酷さは多分、探偵と変わらない事でしょう。
強いて挙げれば違いは依頼人が存在するかしないかであって探偵は尾行、張り込みが直接、収入源となってくるものなのに記者はそのスクープ自体が大きな収入源なのです。

 
知り合いの記者の話ではいろいろな情報が入ってきてその信憑性の高いものから張り込みなどをするというのだがもしガセ情報であったらまったくの無駄になってしまうらしい。
また、それらしき怪しい行動があったとしても確証や裏付けが取れる画像がなければボツになる事も多いらしい。

 

 

よく芸能人などの不倫スクープについては探偵が実施するような完全な証拠がなくてもスクープとなる場合があるという。
町中で手を繋いで歩いていた、路上でキスをしていた等がこの例でしょう。
いわゆる読者が大きく興味を持ってくれる様な芸能人などのこの様な行為だけでもスクープとなってくるのです。
その点は探偵の仕事と比べると楽かもしれない。
探偵の調査ではこの様な行為が確認され、映像に捉えたとしても依頼人が希望する確たる浮気の証拠にはならないのです。

実際に手繋ぎデートの映像を捉えても「一線を越えていません」などと弁明するどこかの市会議員もいたほどです。

 

また出版社がスクープをモノにするために金銭を出すのと個人が出すのでは大きく異なってきます。
仮に週刊誌ではスクープになるような手繋ぎや路上キスが撮影できたとしても肝心の法的に生きる浮気の証拠が取れないまま、調査が終了してしまったというケースもあるのです。
依頼人がどれだけの資金を用意していたかによって違ってきてしまうのです。

 
このために探偵は勝手に調査はしません。
依頼人ときちんと打ち合わせをして浮気する可能性の高い日を選び、無駄を省き、調査を実施するのです。
その打ち合わせをしない探偵は誠意ある探偵とはとても言えません。

 

 

探偵にしろ記者にしろ、夜討ち朝駆けは当たり前の世界。
常識的にもきつくないはずがありません。

 

 

 

 

探偵ブログ・お盆休み

8月 14th, 2017

探偵にはお盆休みなんかありません。

 

 

 

仕事が入れば当然、尾行、張り込み、聞き込みなどの調査に赴きます。

 

仕事が入っていなければ仕事をとるために出勤して電話やメールの対応をしなくてはなりません。

 

当たり前の事なのですが仕事がなければどうしようもありません。

 

 

ただ当社はお陰様でこのお盆の時期もいくつかの調査は入っております。

ありがたい限りです。

 

 

調査に携わる探偵は交代で休みを取りますが基本的に年中無休で仕事をしなければなりません。

 

 

お盆休みでは不倫相手とどこかに旅行したりする人もいます。

そんな人のために探偵は努力しなければなりません。

 

 

今週も世間は休みが多い人もいるでしょうが探偵は頑張らなければなりません。

この時期だから結果が得られる人も無いるのですから。

 

 

探偵の仕事とはそういうものです。

 

 

 

 

 

探偵ブログ・特殊な店舗の潜入調査

8月 5th, 2017

探偵が実施する潜入調査といっても飲食店等へお客として潜入するばかりではありません。

生徒となり潜入する各種学校からスポーツジム、お客というか患者としてマッサージ店、鍼灸院から街の各医院などもあります。
更にピンクサロン、ソープランドなどの性風俗店もあります。

時には闇カジノなどの非合法的なお店も含まれます。

 

 

依頼人のお陰でそういった風俗店や特殊なお店になどに経費でいけるんだぁ、などとまるでいい思いをしたと感じている諸兄がいるかもしれません。
しかし、決して楽しい事ではありません。
確かにそういったお店にお客として潜入する訳ですからサービスを受けないことはありえません。
もちろん、するべき事はどんなに嫌でも仕事ですからしょうがなく、本当にしょうがなく職務を遂行いたします。

 

 

妻には仕事だからと一応理解(?)はしてもらっています。
肝心な潜入調査は限られた時間内に行わなければなりません。
これが大変なのです。
しかもノーマル的な店への潜入ならまだしも世間一般的にいうアブノーマル的な店にも潜入しなければならない時もあります。

 
そうです。

 
SM系や同性愛系の店舗です。
こういった趣味をアブノーマルと言ってよいかはここでの議論はなしとしましょう。

 

 

以前、SM店に潜入調査の依頼があり、行かざるを得なくなりました。
多少、Sっ気のある私はSコースを希望したかったのですが依頼者の予算の関係からSコースよりずっと割安のMコースをしなければならなくなりました。
なにしろ倍近く料金が違うのですから。
店内ではビギナー的なソフトMコースを頼みましたが、女王様が登場して・・・・・。
思い出したくもない経験のひとつです。
別調査員などは縛られ天井からぶら下げられ、鞭で叩かれたと言っていました。
Mっ気のない私には屈辱の何者でもなく、辛い記憶として残っています。
ただ自分でそれなりのコースは選択するのですから別調査員は何でそのようなコースを頼んだかは?????

 

 

また、以前にはホモ系のマッサージ店への潜入調査依頼がありましたが自分は一応、断りました。
本当に断りましたよ。
誰が行ったかは秘密です。

 

 

「潜入探偵トカゲ」などテレビドラマの探偵ならこういった場合も簡単にするのでしょうね。主演の松田翔太が縛られて叩かれたり、ホモに・・・・・・・。

 
勝手な妄想ですみませんでした。絶対にあり得ないですよね。放送も出来ないかも。しかし、現実の探偵はそういうこともあるのです。
いや、他社の探偵にも聞いてみたい。していますか?と。

探偵ブログ・不倫現場での大喧嘩

5月 18th, 2017

通常、探偵に不倫調査を依頼した場合、不倫の証拠を押さえて、その証拠となる写真や映像と共に不倫調査報告書を依頼人に渡すのですが中にはどうしても不倫現場に来たいという我が侭な依頼人もいるのです。

 
通常、探偵は不倫現場に依頼人が来ることは拒否しており、その分、写真や動画などで撮影して不倫調査報告書と一緒に渡しています。
ところがどうしても不倫現場に来たいと希望され、「それが依頼の条件」と言われると要求を飲むしかないのです。

 

 

ある男性から妻の不倫調査を依頼された時のことです。
同じように不倫現場に来たいとの一点張りで渋々承知、依頼を受けました。
すると調査初日早々に男性と会い、2人で簡単に昼食を済ませた後にラブホテルに行ったのです。
絶対条件でしたので依頼人に連絡すると会社を早退して30分位で現場に来るとのこと。
本当に30分程で依頼人である夫が現場に来ました。
探偵としてはラブホテルに入ったまでの経緯を簡単に説明し、今後の事も打ち合わせしました。
不倫相手男性がどこの誰だかも分かっていないからラブホテルを出た後も調査を継続し奥様と別れた後に調査対象を男性に切り替え、身元を特定すると納得させ、絶対に
ご主人がいるとは気付かれないように隠れて確認するだけにして欲しいと説得、ご主人もその場では納得され、少し離れた位置で隠れていました。

 

 

約2時間15分後、奥様と不倫相手男性がラブホテルより出てきました。
仲睦まじく奥様が男性の腕を組んで出てきました。
探偵は当然、写真や動画の撮影に集中しています。
するとファイダー越しに2人に駆け寄っていく男性。

 
ご主人です。

 
ご主人は奥様を突き飛ばし、相手男性に殴りかかり、顔面にヒット。
突然の事で不倫男性は倒れるとすぐさま、蹴りを一発、更にご主人は馬乗りになり、再び殴り始める。
奥様は叫び声を上げて、大声で制止するも止まりません。
昼間の出来事で他の通行人も見ているし目の前のラブホテルの関係者も何事かと出てきている。
探偵も通行人の振りをして依頼人であるご主人を制止する。

興奮しまくっているご主人を不倫相手から引き離し落ち尽かせようとするも興奮が収まらない。
探偵にも喰ってくる始末である。
すると通行人かラブホテルの関係者が通報したのであろう。
自転車に乗った警察官が来た。
こうなるともう最悪である。
更にパトカーから救急車まで来て、野次馬も多くなっている。

 

顔から血を流している不倫相手男性が救急車で運ばれる。

妻と夫は別々のパトカーで事情聴取。

多分、警察官に話をしたのであろう。

警察官が誰かを捜している。

もちろん依頼人に連絡した探偵だろう。

案の定、事務所から連絡で来て、警察に来て欲しいと。

 

 

依頼人は暴行傷害罪で逮捕。

民事でも賠償しなくてはならないだろう。

不倫の慰謝料どころではなくなってしまったのだがこれも依頼人が自ら招いた結果である。

ただ探偵も事情聴取やらまったくもって迷惑な話であった。

 

 

探偵ブログ・ゴールデンウィーク

4月 28th, 2017

皆さんは今年のゴールデンウィークの予定は立てられましたか?

探偵には連休も関係ありません。

それこそ普段の休日や日曜日も調査依頼が入れば全く休みは関係ありません。

 

 

不倫関係をしている人たちにとっては休みの日に不倫相手と会うのはなかなか困難みたいです。

でも仕事を理由にして会う人も中にはいます。

「連休中なのにお仕事お疲れ様」と思って送り出したものの実際は不倫相手と昼間のデートなんてことも。

 

 

また連休明けの通常営業日の最初の退勤後の行動も怪しい人が多くいます。

今年で言うと5月8日の月曜日。

連休中に家族サービスをしていて不倫相手と会えなかった人はこの日に会うようにします。

連休中に会えなかった不倫相手に対して機嫌をとらなければなりません。

不倫をしている人にはこんな気苦労もあるのです。

 

 

逆に言えば、連休中に仕事と称して休日出勤する人や連休明けに残業が多くなる人は要注意です。

 

 

 

さぁ、今年のゴールデンウィークはどうなることか。

連休明けにでも報告致しますね。

 

 

 

 

探偵ブログ・新年度

4月 5th, 2017

朝の通勤時、新社会人と思えるスーツを着こなしていない若い男性や真新しいバックを抱えてグレーや黒のスーツを来ている若い女性、多分、新社会人なのだと一目で分かる。

 

 

初々しい印象が何ともすがすがしいのであるがこれからいろいろともまれることでしょうね。

今週末から来週に書けて学校も始まり、更に初々しい姿を目にすることでしょう。

 

 

なんとなく、「これから頑張れよ」と励ましている自分がそこにはいる。

 

探偵業界では老舗の大手探偵社の「アーウィン女性探偵社」が負債1億数千万で倒産した。

今の探偵業界を表しているかの如くである。

以前、女優の淡路恵子さんをイメージガールとして起用して成功していたのだが。

淡路恵子さんが他界されたのがきっかけであった訳ではないがここ数年のインターネット広告などの広告料でかなりの負債を抱えてしまい倒産に至ったと報道されていた。

 

現在の探偵業界はこのネット広告をいかに上手く活用できるかでその探偵事務所の将来がかかってくると言っても過言ではないほど比重が高くなってきている。

 

このアーウィン女性探偵社同様、古くからあった探偵事務所が最近では広告も殆ど見なくなったところがある。

どことは言えないが以前、かなり高額な調査料で暴利をとっていたとされる噂も会ったところである。

やはり広告においてかなりの負担があったのかもしれない。

 

実際、探偵事務所を選ぼうとする依頼者の多くはネットで検索して問い合わせをしてくる。

こんなにインターネットが盛んではなかった時代には電話帳やチラシなどが主流の広告であったが現在はインターネット全盛である。

 

 

いかに検索順位を上げるかにお金を費やし、その広告料を賄うために依頼者から高額の調査料を搾取するかにかかっていると言っても過言ではない時代になっているのかも知れない。

 

探偵という職業は一般の人にとってなかなか馴染みのない職業であり、生涯で何度も利用する人は実際に少ないのである。

 

だから暴利をむさぼって良いとは言えない。

 

如何に適正料金で何度も利用して貰うとか知人を紹介してくれるように信用と信頼を構築しないと先のない業種なのである。

 

 

 

探偵ブログ・宗教問題

2月 16th, 2017

現在、新進気鋭の若手女優が宗教問題などで芸能界が揺れています。

 

 

確かに憲法でも宗教の新興の自由は認められています。

私自身、それほど信仰心が強くない為か、宗教に傾倒する人の気持ちは分かりません。

ただ言えることは自分が信仰する宗教と違う人と交際したり、結婚するとなるといろいろな問題が出てきてくるという現実があると言うことなのです。

 

特にどの宗教とは名指ししませんがある宗教と別の宗教が何かにつけ、敵対関係にあるような場合、その信者同士または家族が熱心な信者であった場合、上手くいく事は少ないという現実です。

 

決して差別をしているという訳では無いことはあらかじめ承知しておいて下さい。

 

例えばキリスト教でもカトリックとプロテスタントでは違います。

昨今ではイスラム教を敵視する声も聞こえてきています。

 

仮に貴方萱家族がイスラム教を信仰していてキリスト教を信仰する人と交際するとなった場合、

教会も違えば、習慣もかなり違ってきます。

 

交際以前に信仰宗教のことは話しているでしょうからこんな人は少ないかと思いますがカルト的な宗教であったり、新興宗教であった場合、隠している場合があるのです。

 

交際を継続、結婚してから新興宗教を信心していると分かった場合、理解できれば良いのですがなかなかそうは行かないのが現実です。

 

仕事に影響したり、それこそ出家するなんて事になると家庭そのものが崩壊してしまう場合もあるのです。

 

 

宗教については大事な問題と私は思っています。

探偵が実施する結婚調査や身元調査では信仰宗教についても調査致します。

決して差別する訳ではありませんが大事な事なのではないでしょうか?

 

 

それこそ日本で大事件を起こした新興宗教もある位です。

もし子供が交際している人がそんな宗教の熱心な在家信者だったとしたらどうしますか?

 

 

私の偏見が強いのでしょうか?

宗教というのはその信仰心において人を危めたり、戦争の原因にもなるという現実を考えてみるべき大事な問題なのです。

調査において信仰宗教を調査することはとても大事な調査と思っています。

 

 

 

 

探偵ブログ・潜入調査①

7月 16th, 2016

探偵というのは時として様々な場所に潜入しなければなりません。
尾行、張り込みをする素行調査の対象者が喫茶店やレストランなどの飲食店に入った場合、一緒に入る事はせず、通常、外で出てくるまで何時間でも張り込み、待ち続けます。

 
しかし、調査目的が飲食店内での待ち合わせをしている相手の特定や会話内容の掌握、録音、更に撮影といった場合、どうしても飲食店に入らなければなりません。

 
これもひとつの潜入調査なのです。
潜入する飲食店には喫茶店やレストランばかりではありません。
居酒屋、スナック、キャバクラ、クラブ等の飲み屋なども同様です。
むしろこういったお店の方の潜入が多いかもしれません。
しかも最近は個室的に仕切っている店舗も増え、こういった調査が難しくなってきているのが現状です。
また会話が聞き取れる近くの席に座れるかという条件が付きます。
こういった場合、決して無理しても良い結果は得られませんので的確な状況判断が必要となります。

 
飲食店への潜入調査の場合、調査対象者がお客様とは決まっていません。
そのお店の従業員やホステスさんから情報を聞き込まなければならない潜入調査もあります。
ただスナック、キャバクラ、クラブなどではお酒を飲み、ホステスさん等ともうまく会話をしなければなりません。
女性探偵も同様にホストクラブなどへの潜入調査もあります。
いずれも話し下手でお酒が下戸では務まりません。
ドラマや小説での探偵は男女問わず、酒好きといったイメージが強いかもしれませんが。
お酒については飲めなくても本人の話術や演技力でいくらでもごまかしはできます。
探偵が酔っぱらってしまっては調査も何もありません。

 
お客として潜入した後、ホステスさんなどから探偵と悟られずに情報を聞き出さなければならない調査では探偵が話し下手ではどうしようもありません。
これは内偵という聞き込み調査全般に言いきれます。

 
話し下手は探偵本人の努力でしか直せません。
政治、経済、国際からサイエンス、スポーツ、芸能情報を常に頭に入れておき、時には下ネタも交え、楽しく会話できる事、つまり優秀なホステスさん同様に演技力を備え博識になる事が探偵の要素なのです。

 
しかも任務で行くお店はいずれも初めてのお店ばかりです。
いかに短時間で従業員やホステスに気に入られ、上手く情報を聞き出せるかが探偵の資質なのです。
時として「一見お断り」的な店もありますが身だしなみをきちんとして紳士的に振る舞えば、会員制や高級料亭は無理でも銀座の高級クラブなどにもけっこう入れます。

 

店に入ってからは探偵の技量です。

まずはそういったお店に飛び込んで接客を受ける経験も探偵には必要な研修のひとつなのですが当然、自腹です。