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探偵ブログ・回顧録:探偵の失敗談2

3月 10th, 2015

自分のミスでの失敗

対象者を尾行していき、ある大型商業施設ビルの1階にある服飾雑貨の店舗に入った。
間口はそれほど大きくなく、店内に一緒に入るのを躊躇ってしまった。
入った入口でしばらく待っていたがおかしいと感じ、店内にはいると奥に広がっており、広いスペース。
すると奥に別の出入口があり、更に店内には2階へ上がるエスカレーターや階段もある。
2階に行くと更に別の出入口があり、別の商業施設ビルの連絡通路もあり、対象者を見逃してしまった。
その後、ビル内を隈無く探して対象者を発見するに至り、事なきを得たのが失敗には変わりない。
都内にはこういった店舗も多くある事は判っていたのだが余りにも入った入口が小さく、店内の広さも感じ得なかった。

先入観を持ったための初歩的ミスである。
先入観の思い込みは探偵という職業では取り返しのつかないミスに発展してしまう。
肝に銘じておかなければならない失敗である。

 

相手に尾行が察知されるという大失態

ある会社に勤める人の退社後の行動を見張る為に張り込んで今日で4日目である。
今日も対象者はなかなか出てこない。しかし、定時を過ぎていた為か同僚などは退社した者や頻繁に近くのコンビニに行ったりしていた。
すると対象者が同僚らしき男性と共に出てきた。追尾を開始する。
なんの事はない、2人でコンビニに入ったのである。そして飲食物を買って出てきて再び勤務先に戻ったのである。
残業でもするのかと思いつつ張り込みを続けると1時間後に出てきた。通勤時に持っているバックを持っているのでついに退社したのだろう。
しかし、何故か今日はやけに後ろを気にして歩いていく。今までになく、警戒している様子が伺われる。
すると勤務先近くの路地に入る。警戒していたために路地には入らず、進行方向を確認していると後ろから同僚数名から声を掛けられた。
「○○君に何か用ですか?昨日も付けていたでしょう」と。
なんと言う事であろうか、対象者を尾行しているのが昨日から判っているのである。しかし、昨日の対象者には警戒している様子は全く伺われていなかった。
多分、対象者を追跡したのを同僚の誰かに見られたのであろう。そして今日も張り込んでいるのだから確信したという事なのであろう。
ただ絶対に認めるわけにはいかない。とぼけたり、威圧したりしながらその場から去る事しかできなかった。

対象者に調査している事が察知されるという最悪の失敗である。
原因は勤務先同僚の目を余り意識した張り込みをしていなかった事であろう。
同僚に対しても不審感を抱かせた張り込み方をしていた探偵が対象者を追跡したのを目撃されて発覚してしまったのだが完全に探偵の落ち度である。
住宅地域などでも近隣から相手に通報が行く事もあり。その地域地域で張り込み場所一つにでも神経を使い、調査に望まなければならないと教わった現場である。

探偵ブログ・回顧録:探偵の失敗談1

3月 7th, 2015

長年探偵をしているといくつかの失敗経験は絶対にあるはずである。
たまに「当探偵事務所では失敗はありません」と謳っているところがありますが信じられません。

失敗にもいろいろなケースがあります。
自分だけが失敗し相棒に助けられたケースから完全な不可抗力における失敗、そして自分のミスでの失敗。その中でも相手に尾行が察知されたという最悪な失敗。
過去からいくつかの失敗はしてきているのは事実である。
失敗したケースなどは正直、この探偵ブログに書くべきではないかとも思いましたが後悔と反省、そして失敗を忘れない意味で書いてみました。

 

自分だけが失敗し相棒に助けられたケース。
まだ探偵になって1,2年目くらいであったと思う。
朝の通勤電車での尾行。対象者は郊外に住んでおり電車通勤、乗車した時にはそれほど混んではなったが都心に近づくに連れ、どんどん人が乗り込み、超満員電車。
対象者に近づく事を忘れてしまい、離れた状態に。それでも僅かながら対象者は目視していた。都心のターミナル駅に到着、どっと人が乗り降りする。

対象者も下車し改札に向かう階段を降りるが大勢の人が階段に押し寄せ、対象者との距離が空いてしまった。そして改札口へ。更に人が押し寄せ、対象者が改札を通過すると足早に外に向かう。
こちらはまだ改札内。

やっと改札を通り過ぎたものの対象者の姿は見つからない。完全に見逃している。すると駅から少し離れたコンビニに入っていると相棒からの連絡。

コンビニに行くと対象者が買い物をして出るところ。相棒のお陰で再び対象者の尾行ができたものの満員電車になる以前に対象者に近づかなかった自分の明らかなミスである。

この様なケースで相棒を助けたりした事もあり、お互い様ではあるが相棒様々である。

 

完全な不可抗力による失敗

 

昼間から尾行を開始してやく4時間、買い物をしたりして電車を乗り継ぎ、ある駅で下車した対象者。ここまで尾行は完璧である。
駅前の商店街を通り抜けたところに停車していた自動車の助手席に乗り込んだ。自分は乗り込む瞬間の写真撮影と車種やナンバーを押さえる。相棒は後続のタクシーを拾おうと一生懸命。

タクシーが拾え、追跡するもこちらのタクシーが信号に掛かり、対象者を乗せた車は信号の先を左に曲がる。タクシーも遅れて左に曲がるも既に見当たらない。進行方面を検索するも全く見つからない。対象者が降りた駅改札で最終電車まで張り込んだが戻ってくる事はなかったのである。

出先で迎えに来られた車やタクシーに乗られるとすぐに後続のタクシーが拾えなかったり、後続のタクシー運転手がのんびり、機転が利かないと見逃す場合が多い。
それと既にチケットを購入していて対象者が野球場、サッカー場などの大型施設でのスポーツ観戦やライブなどに入ってしまった場合である。
一応、はいった出入口付近と状況に酔っては最寄り駅改札付近で張り込むが一気に数千人から数万人が出てきたり、入った出入口とは別な出口より出てしまい、対象者を見逃してしまう場合もある。

しかし、これらは不可抗力としか言いようがない失敗であるが数時間、上手く尾行してきても結果がこれだと疲労感もハンパないのです。