今年も子供達の大好きな夏休みに入り、お子様を持つ家庭では何かと大変なのではないでしょうか?
しかも、猛暑あり、突然の豪雨ありと気候変動にも気になる現在、探偵にとってこの時期、昔から変わらないのが子供の家出調査の依頼です。
この夏休みの間にいろいろと家出を画策する子供が昔より多く、特に8月には毎年、多くの家出調査の依頼が入ってきます。
しかも昨今はどんどん低年齢化してきています。
勉強に追いついていないから、虐めに遭っているからなどの事情から9月から学校へ行きたくないという子供。
親との生活が煩わしいから、異性や交友関係の問題、また家庭内暴力とかのさまざまな理由や原因があって家出をしていきます。
特に昨今はインターネット環境により子供達も簡単に交友関係の輪が広がり、それこそ全国展開している勢いです。
都会の子供でも地方に、地方の子供も都心の交友関係が広がり、出会いが広がっている現状なのです。
親御さんにとっては学校や塾などの交友関係以外にネットにより知らない交友の輪がどんどんと広がっていることを認識していなければなりません。
もちろん同年代だけの交遊とは限りません。
幅広い年齢層との交友も容易な状況になっています。
中には悪意に満ちた人もいて、何らかの目的を持ち、子供達の心の隙間をついて、家出をそそのかしたりする人も存在します。
特に女の子の場合には変質者や反社会勢力関係者などの知らないまま交友しているかもしれないのです。
そんな毒牙に掛かってしまうケースも多々あります。
小学校高学年から高校生と思春期の難しい年頃ですと親御さんにも話さないこと、話せないこと、隠したいことなども多く出てきます。
なかなか理解しづらくなっているのも現実ですがそれでも家出するには多少なりとも予兆はあります。
我が子は家出するような原因は絶対にない、と決めつけられていると見えるものも見えてきません。
確かに子供が家出をしない限り、探偵事務所に相談はしないでしょう。
しかし、親御さんは日頃から子供の動静に気を配っておいて下さい。
そしてできるだけ時間を作り、会話をしてあげて下さい。
そのことで家出はまず防げるでしょう。
しかし、もし家出をしてしまったらできるだけ早く探偵事務所にご相談下さい。
もちろん警察への捜索願いも必要ですが単なる家出ですときちんと捜索はして貰えません。