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現代の採用調査

就職する際、転職する際に昔より実施されている採用調査。
昔と現代では多少、採用調査状況が変わってきております。
現代の採用調査とはどのようなシステムとなっているのでしょうか?

まず採用する際の最低条件とは何でしょう。

会社によって面談が先か、書類審査が先かなどによっても多少異なりますが中途採用の場合、大手企業では人材会社からのエントリーシートなどの書類審査が先に行われることが多いようです。しかし、一般的にはまだまだ面談時に履歴書などを提出してもらうというケースが多いと思います。

どちらにしても就職希望者から提出されたエントリーシート、履歴書、職務経歴書などに詐称が無いことが最低条件です。

詐称といってもどのような詐称があるのでしょうか。

<学歴詐称>

過去の調査事例において通ってもいない入学経験のない学校を卒業したと詐称する人は殆どいませんでした。
学歴詐称で多い事例は高校や大学が中退であっても卒業と記してある詐称です。
中途退学した理由も本人の生活環境の変動などによって自ら決断し中退したケース、やむなく中退したケース、学校側から規律違反などにより退学処分を受けたことなど、さまざまなケースがあるかと思いますが中退を卒業と記した人の多くは本人側に何かしらの落ち度があったケースが目につきます。

しかし、この学歴調査は年々難しい状況となってきています。
以前より学校側は卒業者の情報開示はしておらず、15年くらい前より個人情報保護法の観点からか同窓会名簿を作成する学校も極端に少なくなってしまったという現実です。

学校側では本人に卒業証明書を提出するシステムを採用しているのですがあらかじめ証明書を取得し提出して貰うなどの手段も必要かと思います。

ですから35歳以上の対象者なら同窓会名簿より卒業確認ができることは多いのですが35歳以下の場合、学歴を精査するのが難しくなってきているの現状です。

<職歴詐称>

職歴において一部の大手企業などは在籍確認は基より退職社員についての情報も一切開示しない企業が増えてきています。
本当に探偵泣かせというか、間違った個人情報保護法を認識をしているとしか言いようがない現状となっています。
実際に勤務していた時期、退職した時期程度は公開しても全く問題に成らないと思うのですが。
こちらから氏名、生年月日など個人情報を開示すれば勤務期間の配属部署程度の協力は必要と思うのですが私の認識が誤っているのでしょうか。

昨今、ネットの普及により誰でも大手企業の倒産情報が簡単に調べられ、既に倒産した大手企業に勤務していたと詐称していた人物が複数存在していたのを確認しています。

既に倒産していれば人事部などに問い合わせはできず、会社側の都合による退職であり、しかも大手企業を利用することで、ある程度優秀な人材であるという印象を付けられると勝手に判断した詐称でもあります。

事実、既に倒産してしまった企業から情報を得ることはできません。
これを悪用する人物が出てきているのです。

また転職が多い人物ですと転職数を誤魔化す意味で以前の勤務先などの入退社日を誤魔化して記述する人も多く見受けられます。
前に記述しましたように大手企業では情報開示を一切してくれませんから詐称しても判明しづらいのです。
ある種、「個人情報保護法」が間違って理解されていると感じてしまいますがこれが現実なのです。
しかし、中小企業では現代でも各人事部、総務部からの情報が得られているのも事実です。
これにより退職理由において懲戒解雇であったという事実も判明致します。
問題を起こし懲戒解雇であった場合に転職希望者は正直に申し立てる人は誰ひとりおりません。
当然、転職に不利になることを知っているからです。

面談の際には詳細な職務経歴を聞き取りしておいて下さい。
もちろんアルバイトという期間においても会社名ばかりでなく、配属先支店や店舗、部署などを細かく聞いておいて下さい。
内偵する際の重要な情報になります。

当探偵事務所では面談情報を基に内偵を実施して裏付けを取っていきます。
また公開はできませんがさまざまなデータを駆使して職歴を確認することも可能ですので詐称を見逃しません。

<近隣評>

学歴、職歴がきちんと事実通りに記載されており、面接時でも印象は悪くなかったからといって採用に値する人物であるとは言い切れません。
生活環境、生活実態を知ることも大変重要な採用条件のひとつです。

・身分不相応な家、不衛生的、乱雑な家に居住している。
・非行性や粗暴性があると見受けられる友人が多く出入りしている。
・異性関係が派手である。
・騒音やゴミ問題などで近隣とのトラブルが多い。

面接での印象とは異なり、上記ような人物であったら採用致しますか?
また女性に多いのですが昼間の仕事以外に夜間、アルバイトをしていた様子が伺われ、それも水商売や風俗関係だったらどうでしょう。
本人が明かさなければ面接などではなかなか判明できない事柄です。
また警察関係に迷惑を掛けた過去(逮捕歴)なども判明する場合があります。

これは以前からある採用調査項目のひとつですが現代でも充分に役立つ重要な選択肢情報となります。

<オプション>

カード社会という現代、銀行系カードばかりか信販系カードでも気軽に借金ができる世の中です。
もちろんサラリーマン金融も審査が甘く、借り入れやすいのも事実です。
当探偵事務所では「借金調査」という別調査も提供しております。
借金の有無は採用の際の重要な選択肢情報のひとつと考えております。
多額の借金は人を変えてしまい、企業情報の漏洩や商品などの転売等、企業の信用問題にまで発展する危険な種子と思っております。
多額の借金のある人を敢えて採用することは無く、採用調査のオプションとしてお考えなる企業も増加しているのが現実です。
また既に雇用されている人に対しても信用調査として提供できる資料でもあります。

<ご相談・ご依頼>

探偵事務所の採用調査における優劣は聞き込み時における調査員の話術などによる昔ながらの探偵技術も必要ですが最近ではいかにさまざまなデータ情報を入手することが出来るかが優劣を決める判定材料にもなってきています。

当探偵事務所・アーガス東京は御社の希望にある人材の選択に協力できる技術とデータ収集能力を落ち合わせ、現代の採用調査に合う報告を提供しております。
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人事担当者様のご都合に合わせ、当探偵事務所・アーガス東京の採用調査担当スタッフが御社並びにご指定の場所へ無料で伺いますのでお気軽にご相談下さい。

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